2013年2月21日木曜日

ヌーヴェルヴァーグ Nouvell Vague  概要


ヌーヴェルヴァーグ Nouvell Vague  概要
gomi kuzu ノート ※gomi kuzuの備忘録をそのまま上げたものです。誤りや勝手な解釈がある場合があります。
 補注


1950年代末に始まったフランスにおける映画運動。

「新しい波」を意味する。



撮影所における助監督等の下積み経験無しにデビューした

若い監督達による、ロケ撮影中心、同時録音、即興演出などの手法的な

共通性のある一連の作家・作品を指す。



右岸派(カイエ派)

狭義には映画批評誌『カイエ・デュ・シネマ』の主催者であった

アンドレ・バザンの薫陶を受け、同誌で映画批評家として活躍していた

若い作家・作品を指す。
『勝手にしやがれ』
ジャン=リュック・ゴダール
『大人は判ってくれない』
フランソワ・トリュフォー

クロード・シャブロル

ジャック・リヴェット

エリック・ロメール

ピエールカスト

   ジャック・ドニオル=ヴァルクローズ

   アレクサンドル・アストリュック

   リュック・ムレ

   ジャン・ドゥーシェ



左岸派
モンパルナス
モンパルナス界隈で集っていた主にドキュメンタリー(記録映画)を
パリのセーヌ川左岸の地区
出自とする面々を左岸派と呼ぶ。

アラン・レネ

ジャック・ドゥミ

アニエス・ヴェルダ

クリス・マイケル

ジャン・ルーシュ



一般的には、この両派を合せてヌーヴェルヴァーグと総称する事が多い。




まとめ
ヌーベルバーグは、リアリズム?

2013年2月19日火曜日

ネオリアリズモ Neorealismo




ネオリアリズモ Neorealismo



イタリアにおいて、1940年代から1950年代にかけて特に映画と文学の
 
分野で盛んになった潮流。イタリア・ネオリアリズムとも言われる。


リアリズム
リアリズムの方法で現実を描写する傾向は、当時のイタリアで
主観を抑えて、自然や社会の
支配的だったファシズム文化への抵抗として、また頽廃主義の克服として
現実をありのままに描写する
1930年代ごろすでにあらわれ始めた新たな社会参加から生まれた。
芸術的立場


ファシズムとナチズムに対する抵抗の時期、戦後の混乱期で
ファシズム
パルチザン闘争、労働者の要求、市民の暴動などが主題とされた。
一党独裁、市民的・

政治的自由の極度の抑制


映画におけるネオレアリズモ
パルチザン
内戦による恐怖と破壊を経験したあとで未来を築こうとあえいでいた、
労働者・農民の非正規軍
イタリア社会に現れた問題や現実を題材にした。

ロベルト・ロッセリーニ『無防備都市』(1945年)

ヴィットリオ・デ・シーカ『自転車泥棒』(1948年)

ルキノ・ヴィスコンティ『揺れる大地』(1948年)

脚本家のチェーザレ・ザヴァッティーニなど
 


文学におけるネオレアリズモ

エリオ・ヴィットリーニ『シチリアでの会話』(1941年)

チェーザレ・パヴェーゼ『故郷』(1941年)

カルロ・レーヴィ『キリストはエボリに止りぬ』(1945年)

イタロ・カルヴィーノ『くもの巣の小道』(1947年)




















まとめ
イタリア・ネオリアリズムは、ドキュメンタリータッチ
アンドレ・バザン(ヌーベルバーグ)に影響を与えた